シルクの黄ばみ、漂白剤できれいになる?

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シルクの白ブラウスなど、数回しか着用していないのに脇部分や首周りが黄ばんでしまうこと、ありませんか?

シルクは日光で黄ばみやすいという特性がありますので、着用回数が少なくても黄ばみが出ることがあります。
そんなときに、塩素系の漂白剤につけるのはシルクの場合、厳禁です。
衣類がまだらに白くなったり、生地が傷んでしまい風合いを大きく損ないます。

基本的には洗濯表示に従い、水洗いできないものはクリーニング店へ出しましょう。
手洗い可の場合でもシルクはとてもデリケートな衣類ですので、ゴシゴシこすったり、通常と同じように脱水にかけたりすると、色が落ちるだけでなく、全体が白っぽくなったり、摩擦が加わった箇所がしわのように白くなることがあります。
これは、シルクの繊維が毛羽立ってばらつき、そこに光が反射して白く見える白化という現象です。

水洗いできる場合に黄ばみを落とすには、まず薄めた中性洗剤で汚れの目立つ部分のみを軽く手でもみ洗いをし、その後全体を振り洗いします。
振り洗いとは、衣類の両端をつまんで洗濯液の中で振るように洗うことをいいます。
できるだけ摩擦が少なくなるようにやさしくそっと洗いましょう。

そして最後に酸素系の漂白剤につけ、よくすすいでから軽く絞って陰干しです。
漂白剤につける時間などは注意書きに従ってください。
シルクの場合、漂白剤が使用できない衣類も多くありますので、洗濯表示を事前によく確認してください。

ただ、気をつけていても時間とともにどうしても黄ばみは出てきてしまいます。
そんな時は【染め替えサービスRe:color】にお任せください。

元が白であればピンク、パープル、グレー、ネイビー等々染め替え可能な色は幅が広いのでお好きな色に染め替え可能です。
シルクに摩擦が加わると、白くスレが出てしまいますが、弊社にはシルクのようなデリケートな素材も優しく染められる設備がありますので、きれいに染め上がります。

気になるシルクのお洋服がありましたらお気軽にお問い合わせください。

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