バーバリー(burberry)の染め替え事例一覧
バーバリーは男女問わず、また世代問わず染め替えのご相談をいただくブランドです。
とはいえ、染め替えに向いているかというと、少し難しい部分があります。
それは、バーバリーチェック。
コートの裏地や襟の裏、袖口の裏に使われていることが多いのですが、表地と同じ素材グループの場合は一緒に染まってしまいます。
例えば、表地が綿素材で、裏地も綿100%ですとしっかり染まってしまいます。
黒や濃紺で染めた場合、チェック柄はほとんど見えなくなります。
綿100%ではなくて、綿30%ポリエステル70%でしたら綿の30%のみが染まるので、色は多少変わりますが、柄がまったく見えなくなるというわけではありません。
裏地を全て取り外して染めるという方法もありますが、お直し業者と相談の上、可能であれば…ですが、恐らくお直しは高額になります。
ちなみに今まで部分的に取り外して染めさせていただいたことはありますが、裏地全てを取り外したことはありません。
また、ロゴ刺繡も染まる場合が多いです。
刺繍は刺繍糸の素材によって染まる染まらないが決まります。
一部分を染まらないようにすることはできませんので、刺繍部分が染まってしまう可能性も含め、染め替えをご検討ください。