ポリエステル素材の染め替え事例一覧1

ポリエステル素材は、個人で染めるには難しい素材です。

リ・カラーにお問い合わせいただいたお客様の中にも、「ポリエステルも染められると書いてあったので市販の染料を買ってやってみたが、染まらなかった」という方が割と多くいらっしゃいます。

弊社では、分散染料を使用し、130度の熱湯でしっかり染めていますので、黒などの濃色もしっかり色が入ります。

ただし、130度まで温度を上げるということはそれだけ生地にとっても負担の高い染め方ともいえます。

 ポリエステル染めによる主なリスクは縮みと型崩れです。

特に縫製糸が縮むことで糸がつれたようになり、縫い合わせ部分にしわができることが多いです。(パッカリングのような状態)

縫製糸が大きく縮んでしまうと、プレスをしても元の状態には戻りませんので、ジャケットやコートのような多数のパーツが縫い合わさっているものや、形がカチッとしているものは、着用が困難になる場合もあるため、基本的にはお断りさせていただいております。

 また、ファスナーが使用されているものもファスナーがゆがんだり波打ったりしてしまうため、注意が必要です。
金属部品の塗装ははがれてしまいます。

ポリエステル染色

ポリエステル染めに向いているのは、シンプルなつくりのものやラフなシルエットのものです。

 

 ニットセーターやブラウス、ワンピースなどがポリエステル染めには向いています。

染め替え事例をご参考に、ポリエステル染めに向いているかご検討ください。

ポリエステル染色
ポリエステル素材の染め替え事例コムデギャルソンのポリエステルブラウス
ポリエステルシャツの染め替え事例 ポリエステル素材のブラウスの染め替え

 

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