日に焼けたアーメン(ARMEN)のキルティングジャケットを染め直し
春前になると、アーメン(ARMEN)のキルティングジャケットの染め替えオーダーを多くいただきます。
リ・カラーの担当になってから数年がたち、アーメン(ARMEN)の染め替え依頼が増えてくると、「あぁ、春がきたな~」と感じるようになりました。
ブランド音痴なのでアーメン(ARMEN)とはどういうブランドか調べたら、フランス生まれのブランドで、ARMENというブランド名はブルターニュ地方にある灯台“Ar-Men”からきているそうです。
灯台のように厳しい環境にも耐え抜くワークウェアから育ったブランドとのこと。
そして品質もいいのでしょう、結構いいお値段します。
でも悲しいかな、綿素材は紫外線による日焼けが起きやすいです。(染色方法にもよりますが…)
いいものはきれいに長く着たいですよね。
このキルティングジャケットの素材を見ると綿93%、ポリエステル7%とありました。
綿は日焼けしやすいのでカーテンレールなどに掛けておくとたちまち日に焼けて色あせてしまいます。
フードの下が元の色です。
特に黒や紺などの濃色は色あせがしやすくまた、目立ちやすいので、染め替えのご相談が多い色です。
そしてBefore&Afterがこちら。3件まとめてどうぞ~。
色差を消すために、染め替え色は元色よりも濃い色で染めています。
どれもきれいに生まれ変わりました!
また、綿素材なので、大きな縮みや形崩れもなく仕上がっています。
キルティングの糸も染まっているところから、縫製糸も綿糸が使われているようです。
通常縫製糸はポリエステルの場合が多く、そうすると染まらず残りますが、綿糸は糸も一緒に染まるので自然な仕上がりになります。
いいものを長く使うことで、より愛着がわきますし、いい気分になりますよ。
色あせだけで捨ててしまうのはもったいない!
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