漂白剤で漂白したらピンクに変色してしまった

「漂白剤で漂白したらピンクに変色してしまった」とご相談をいただくことがあります。

首回りや手首周りなどがピンクに変色する場合は日焼け止めの影響が考えられますが、そうではなくて、漂白剤を使った箇所がピンクに変色している場合は単純に色が抜けています。

※日焼け止めによる変色の場合はこちらをご参考に。
塩素系漂白剤でピンクになってしまった!

色が抜けてピンクに変色するのは、グレーや紺色です。

漂白剤による色抜け

漂白剤による色抜け日焼け止めと塩素系漂白剤との反応でピンクに変色した場合は、洗って日焼け止めの成分を落とすことができれば直りますが、色が抜けてしまっている場合は、染め直すか染め替えるして色を足すしか方法がありません。

漂白剤で色が抜けている場合は、元色よりもかなり濃い色で染めないと色の差が埋まりません。

また、脱色部分が濃いピンクでしたら、染め直すことで改善することが多いですが、より脱色が進んで白に近づいてしまうと、生地自体が染料の付きが悪くなり、染めても色差が埋まらなくなります。

漂白剤による色抜け↑漂白剤塗布1時間後のような白に近い色にまで脱色が進んでいる場合は濃い色で染めても色差が残ってしまうことが多いです。

もし誤って漂白剤を飛ばしてしまったら、すぐに全体を洗ってきれいに漂白剤を洗い流してください。

漂白剤が服に残った状態だと時間によってどんどん脱色が進み、生地も傷みます。

「グレーや紺色の服が漂白剤でピンクに変色してしまった!」とお困りの方は、脱色部分の画像を添付して、お問い合わせフォームからご相談ください。

 

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