塩素系漂白剤による色の変化

塩素系漂白剤によって、黒はオレンジ、グレーや紺はピンクに変色すると以前コラムでご紹介しましたが、その他の色はどんな色になるのか、また漂白剤に漬け続けたらどうなるのか気になったので実験してみました。

元の状態がこちら。
塩素系漂白剤による脱色

塩素系漂白剤を塗布して約1分後の様子↓
塩素系漂白剤による脱色
そして、約1時間後の様子↓
塩素系漂白剤による脱色

塗布1分後はオレンジっぽく変色しているものが多く、また中心部よりも縁の変色が進んでいるのが確認できました。

1時間経過後は、中心部も均一に色が抜け、色抜け部分は白っぽくなっています。

 

さらに、赤と黒の生地を塩素系漂白剤に24時間以上つけてみました。
塩素系漂白剤による脱色

結果がこちら。
塩素系漂白剤による脱色ほぼ白になりましたが、生地がだいぶボロボロで、小さな穴が開いたり、裂けてしまっています。

漂白剤が原液でついたり、長時間つくことによって生地が傷むと染まりにくくなってしまいます。

漂白剤を間違えて洋服につけてしまった場合はすぐによく洗い直してそれ以上漂白や生地の傷みが進まないようにしてください。

そしてその後、リ・カラーへのお問い合わせをお忘れなく 🙂 ! 

可能でしたら、色抜け部分のアップ、全体の画像を添付してくださいね。

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