断捨離もいいけど染め替えもね。服を捨てる以外の方法。
「断捨離」という言葉が浸透して、ものを手放すことに対して清清しいというか、むしろ前向きに捉えるようになってきたきらいがありますが、まだ捨てることに対して罪悪感を感じる方も多いのではないでしょうか。
確かに、物理的にボロボロになって着られないような服を取っておいても場所をとるだけなので、処分してしまった方が良いでしょう。
でも、今あるものを手をかけて長く使うというのも、物を少なく保つ一つの方法ではないでしょうか。(新しい服を増やさないから)
「手をかけて、物を大切に長く使う」ことに豊かさを感じている方も多いようです。
ご利用いただいたお客様から、このようなお手紙をいただきました。
「きれいに染め直していただいてありがとうございました。どれもとても愛着のあるものだったので、白茶けてきたのが悲しく、着るには気が引けるものの、捨てるのも忍びなく、どうしたものかと思っておりました。
今は、安い価格でもそれなりにおしゃれなものは容易に手に入りますが、次々に流行のものを手に入れて捨てていくということがどうにも性分に合わず、靴でも服でも気に入ったものは、できるだけ修理して20年も30年(40年も…笑)も使っています。
時代と逆行するようですが、私のような人も、たくさんいらっしゃると思います。」
40年も使い続けるものがあるって素敵ですね。
修理するよりも安いものも売っていますが、「本当のお気に入り」にはなかなか出会えませんからね。
別のお客様のお手紙にも…
「店にも服があふれる時代ですが、気に入ったものはそうそう見つかりません。今までは泣く泣く処分していましたが、染め直しという方法を知り、目の前が明るくなりました。出来上がりも大変よく感謝しております。」
もし同じように「泣く泣く処分している」方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にリ・カラーにお問い合わせください。
きっとお役に立てると思いますよ。
色あせたコーデュロイコートもこの通り。
薄汚れてしまった手編みのセーターも、きれいによみがえりました。
ビビットな色が似合わなくなってきたな~と感じたら、濃色で染め替えてまた着られます。